こちらのお客様のように沢山、お品物を持っていると、特に長い間持っていると、『どうしたものか』と、本当に困ってしまいますよね。昔、ご親戚の方が宝石のお仕事をされていたとかで、材料ぽいものももたくさんお持ちです。
こ、こ、これをどうせ~え?と。。
てなうろたえた風は見せずに、まずはお客様がどのようなものがお好きなのかヒアリング。もったい無いからと言って無理矢理使っても良い物はできませんし、お作りするのはジュエリーですからシンプルに断捨離、要らないものは捨てて。って分けにもいきません。
出来るだけ価値のあるものを使って、少しでも付加価値のあるものに作り替える。結果、すべてを消費することは出来なくてもかなりのサイズダウンが出来て、ひとつのすばらしいジュエリー作品が残る。今まで『どうしよ!』って迷っていたものに命を吹き込むことができたら、それはジュエリーリフォームでは大成功といえるのではないでしょうか?
とてもゴージャスなすばらしい一品となりました。エメラルドやダイヤの配置、ボリューム感、こうでもない、あーでもないを重ね、ここにたどり着きました。
『とにかく今までどうしよう!って思っていた物が形になって嬉しい。』っとお客様。やりとげた!って気持ちはお客様も同じでした。感謝